ちいさいものおき

普段考え感じることは、ほとんどが忘れていってしまうものばかり。けれど中には、ちょっととっておきたいものも、やっぱりあります。そこで、「今」の「自分」が考え感じることを置いておけるような、「ものおき」があったらいいなあと考えました。たくさんは入らないものおきに、小物をいくつか並べたり、大物を入れるために整理したり。 ずっと隅っこにあったものに気づいて、久しぶりに眺めたり。 ちいさいからこそ、一個一個を見つめ直して吟味する。 統一感は特にない。そんな感じの「ちいさいものおき」を想像しています。

熱いうちに

鉄は熱いうちに打て。

その通りなんだと思う。

 

平常心を保ち、澄ました顔で街中を闊歩する人々。

その中にあって、誰よりもスマートに、無駄なく歩みを進めようとする自分。

ふと気づくと、よくそうなっている。

 

言葉を交わすわけでもなく、目線が合えばすぐにそらす。

人はたくさんいても、関わりは極めて少ない。

そんな環境では、自分で思っているよりも熱が冷める速度ははやいのかもしれない。

熱の感度も、かなり下がりやすくなっているのかもしれない。

 

だからこそ、熱を感じたらすぐに打つ。

早めに打っとかないと、元の形のまま冷めて、その状態で硬くなってしまうから。

打つべし、打つべし。

 

 

ああ。

紗に構えるのは、もうやめだやめだ!