ちいさいものおき

普段考え感じることは、ほとんどが忘れていってしまうものばかり。けれど中には、ちょっととっておきたいものも、やっぱりあります。そこで、「今」の「自分」が考え感じることを置いておけるような、「ものおき」があったらいいなあと考えました。たくさんは入らないものおきに、小物をいくつか並べたり、大物を入れるために整理したり。 ずっと隅っこにあったものに気づいて、久しぶりに眺めたり。 ちいさいからこそ、一個一個を見つめ直して吟味する。 統一感は特にない。そんな感じの「ちいさいものおき」を想像しています。

整っていないものに惹かれる自分

整っていないものに惹かれる自分を大事にしたい。

整ってるものもいいけれど、整ってない、素敵な場所もあったりするから。

 

なんでだろう、ごちゃっとした中に光るものがあるかもしれない、と信じているからだろうか。

自分が不器用だから、だろうか。

スマートさに嫉妬しているんだろうか。

 

その理由のひとつは、血が通っているような気がするから、だろうな。

 

実家の押し入れにしまってあった、幼い頃に描いた絵。

それは思っていた以上に下手くそで、そりゃ人に見せられるようなものでもないけれど、自分で見返す分には、なんだか暖かかった。

 

それに似たような暖かさを、ごちゃっとしたものには感じる。

かっこよさとはまた別の方向で、それが好きなんだ。