整っていないものに惹かれる自分
整っていないものに惹かれる自分を大事にしたい。
整ってるものもいいけれど、整ってない、素敵な場所もあったりするから。
なんでだろう、ごちゃっとした中に光るものがあるかもしれない、と信じているからだろうか。
自分が不器用だから、だろうか。
スマートさに嫉妬しているんだろうか。
その理由のひとつは、血が通っているような気がするから、だろうな。
実家の押し入れにしまってあった、幼い頃に描いた絵。
それは思っていた以上に下手くそで、そりゃ人に見せられるようなものでもないけれど、自分で見返す分には、なんだか暖かかった。
それに似たような暖かさを、ごちゃっとしたものには感じる。
かっこよさとはまた別の方向で、それが好きなんだ。