ちいさいものおき

普段考え感じることは、ほとんどが忘れていってしまうものばかり。けれど中には、ちょっととっておきたいものも、やっぱりあります。そこで、「今」の「自分」が考え感じることを置いておけるような、「ものおき」があったらいいなあと考えました。たくさんは入らないものおきに、小物をいくつか並べたり、大物を入れるために整理したり。 ずっと隅っこにあったものに気づいて、久しぶりに眺めたり。 ちいさいからこそ、一個一個を見つめ直して吟味する。 統一感は特にない。そんな感じの「ちいさいものおき」を想像しています。

激しさと穏やかさと

激しい感情も、穏やかな感情も、どちらも大事にしていきたい。

そう思った夜だった。

 

特に激しい感情っていうやつは、自分が激しく厳しい状態にいるときに生まれ出てくるもんだから、ちょっと時間が経つと小っ恥ずかしくなってしまう。

逆にものすごく穏やかな感情は、長ーい時間をかけて発酵していくようなものだから、気持ちが高ぶったときにはなぜかもの足りない気がしてしまう。

 

けれど実はそのどちらも、すごくすごく大事で、大切にしなきゃいけないものなんだと気づいた。

 

臨機応変に、柔軟に世界と向き合っていく中で、激しい/穏やかな感情にはいくつも出会うだろう。

そのひとつひとつをないがしろにするでもなく、かといって全部を真剣に受け止めるでもなく、自分にとってちょうどいいバランスで、適度に温かく冷静でもある眼差しで見つめていきたいなと思う。

なるべくかっこつけずに、なんてことないかのように、でも実はすごくいいこと言っちゃってる風に、気楽にことばにしていくことがよさそう。