激しさと穏やかさと
激しい感情も、穏やかな感情も、どちらも大事にしていきたい。
そう思った夜だった。
特に激しい感情っていうやつは、自分が激しく厳しい状態にいるときに生まれ出てくるもんだから、ちょっと時間が経つと小っ恥ずかしくなってしまう。
逆にものすごく穏やかな感情は、長ーい時間をかけて発酵していくようなものだから、気持ちが高ぶったときにはなぜかもの足りない気がしてしまう。
けれど実はそのどちらも、すごくすごく大事で、大切にしなきゃいけないものなんだと気づいた。
臨機応変に、柔軟に世界と向き合っていく中で、激しい/穏やかな感情にはいくつも出会うだろう。
そのひとつひとつをないがしろにするでもなく、かといって全部を真剣に受け止めるでもなく、自分にとってちょうどいいバランスで、適度に温かく冷静でもある眼差しで見つめていきたいなと思う。
なるべくかっこつけずに、なんてことないかのように、でも実はすごくいいこと言っちゃってる風に、気楽にことばにしていくことがよさそう。